社名の由来
社名の「溶解技術」は,熱硬化性樹脂複合材料のリサイクルに必要な熱硬化性樹脂の溶解技術に由来します.エポキシ樹脂や不飽和ポリエステル樹脂などの熱硬化性樹脂は,硬化後は不溶不融になり,複合基材との分離が著しく困難になります.日立化成(株)在籍中に,常圧下,約200℃で主な熱硬化性樹脂を解重合して溶解し,各素材を分離回収する技術を確立しました.その技術を「常圧溶解法」と名付けました.
この常圧溶解法は複合材料リサイクル以外の用途にも展開できる可能性があります.この技術の様々な用途の実用化を目的として,技術調査,技術コンサルティングを主な業務とする会社を設立しました.